2026.09.16 POSTED

第31回釜山国際映画祭 出品決定!

1996年の創設以来、アジア映画の発掘・発信を牽引し、世界的な注目を集めてきたアジア最大級の映画祭「釜山国際映画祭」(2026年10月6日~15日/韓国)の「日本アニメーション特別展:狂気の傑作、戦慄の期待作12+1」に『しらぬひ』が選出され、上映されることが決定しました。

釜山国際映画祭では、これまで数々の日本のアニメーション作品が上映されてきており、2016年には、新海誠監督の『君の名は。』が「Gala Presentation」に正式招待。その後も、『犬王』(湯浅政明監督/2021年)、『きみの色』(山田尚子監督/2024年)、『化け猫あんずちゃん』(久野遥子監督・山下敦弘監督/2024年)など、日本を代表するアニメーション監督の作品が継続して紹介されています。

今回『しらぬひ』が選出された「日本アニメーション特別展:狂気の傑作、戦慄の期待作12+1」は、現代映画界でますます存在感を高めるアニメーションの潮流を背景に、その世界的な一大拠点である日本に焦点を当てた特別企画。日本アニメーション100年の歴史を形づくってきた巨匠たちの傑作と、世界から熱い視線を集める次世代の才能による新作、さらに日本のアニメーション作家たちに多大な影響を与えたヨーロッパの古典的名作を一堂に集め、“日本アニメの過去と未来”を俯瞰する13作品が上映されます。
そのラインナップには、日本初の長篇カラーアニメーション映画『白蛇伝』(藪下泰司監督/1958年)をはじめ、手塚治虫監督の『火の鳥2772 愛のコスモゾーン』(1980年)、押井守監督の『天使のたまご』(1985年)、大友克洋監督の『MEMORIES』(1995年)、りんたろう監督の『メトロポリス』(2001年)、湯浅政明監督の『マインド・ゲーム』(2004年)など、日本アニメーション史に名を刻む巨匠たちの傑作がずらり。
そして、その錚々たる作品群とともに、“日本アニメの未来”を担う新作として選ばれたのが、夏目真悟監督『ghost - end of night』、門脇康平監督『我々は宇宙人』、四宮義俊監督『花緑青が明ける日に』、そして片野坂 亮監督『しらぬひ』の4作品。過去の傑作から次代を切り拓く新たな才能まで、日本アニメーションの系譜をつなぐ特別なラインナップに、『しらぬひ』が名を連ねることとなりました。
さらに今回、日本アニメ界の巨匠・りんたろう監督とともに、次世代を担う4人の監督の一人として片野坂 亮監督の釜山への渡航も決定! 現地では上映に加え、監督と釜山の観客とのセッションも予定されており、日本から世界へ羽ばたく『しらぬひ』にさらなる注目が集まります。

【韓国の『しらぬひ』配給元 Media Castle代表 カン・サンウク氏 コメント】
『しらぬひ』が描いている凄絶で心が痛む物語は、新人監督の演出とはとても信じられないほどの高いクオリティーの映像と共に、私の心を激しく揺さぶりました。今まで見たことのない特別で貴重なこの作品を、どのような形であれ必ず韓国の映画ファンたちに紹介したいと思い、本作の韓国での配給を決めました。
今回、釜山国際映画祭が熱い意欲を持って新設したアニメーション特別セクション「日本アニメーション特別展:狂気の傑作、戦慄の期待作12+1 (Japanese Animation Special: Masterpieces of Madness, Exhilarating Prospects 12+1)」に『しらぬひ』が選ばれたのは、この作品が持つ心を打つ物語と監督の無限の可能性を釜山国際映画祭が高く評価したからだと思います。

片野坂 亮監督

【片野坂 亮監督 コメント】
釜山国際映画祭という歴史ある映画祭で、『しらぬひ』を上映していただけることを大変光栄に思います。こうした形で作品を海外の方々に届けられるのは初めてで、1年前の自分には想像もできなかったことです。
日本の小さな海辺の町から生まれた、湊やべんちゃん、マサルの物語が海を越え、言葉や文化の異なる方々にどのように受け取っていただけるのか、少し緊張もしています。
この作品に関わってくださった皆様の想いを胸に、海の向こうのまだ見ぬ観客の皆様にも、『しらぬひ』をしっかり届けていきたいと思います。